【ブレンディッド】
回ごとに開催形態が異なります。各回指定の方法でご参加ください。
「神話を感じる」、「神と出会う」、などというと「ちょっとアブナイ?」と思われるかもしれません。しかし、人々はいつの頃からか現実の場にも神話を見いだしてきました。「この場所であの神が~をした」という場は海外にも日本にもあります。ゼウスが生まれた洞窟、アマテラスが籠った岩屋などなど。
日本では、その神々は神社に祀られ、人々の感謝や願いを受け止める存在になっています。初詣を行う人は、なんと毎年約7割ほどといわれます。さらに、神を描いたり、神話に着想を得たりして創作された文学や映画、アートと向かい合う人も多いでしょう。
実は身近な日本の神話を、日本人と神話や神の関わり方を、あらためて問い直してみませんか? そのためにはもちろん、神話を感じる場所の紹介や人々が神と出会う場所である神社の訪問も行います。文学とも向き合います。皆様がどのように神々と付き合ってきたのかもお聞きしながら、また海外の状況も知りながら、一緒に学んでいきませんか。
各回、事後に感想や講師に質問したいことを所定様式に記入し提出いただきます。感想と質問はクラス全体で共有し、さまざまな観点・経験からの感想を互いに味わい学びます。
開催形態 | ブレンディッド(各回指定の方法で参加) 第1・2・4・6回:ハイブリッド(丸の内キャンパスとオンラインのいずれでも参加可能) 第3・5回:現地(対面) |
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日程 | 2023年 10/21、11/3、11/18、12/16、2024年 1/20、2/17(すべて土曜日) 全6回 |
時間 | 14:00-17:00(3時間) |
定員 | 25名 |
会場 | 第1・2・4・6回 慶應丸の内シティキャンパス、オンライン 第3回 神田神社、湯島天満宮 第5回 國學院大學博物館 |
参加費 |
110,000円(税込)
※会場(第3・5回含む)までの交通費は各自ご負担ください。 |
10月21日(土)14:00-17:00
「神話」という言葉は誰もが知っている言葉ですが、日本神話、ギリシャ神話、インド神話、北欧神話など、世界の「神話」を見てみると、伝えられ方はさまざま。神話とはいったい何なのでしょう?そして日本神話とは、どういうものなのでしょうか。なぜ神話が求められたのか、神話の裏側も探っていきます。
11月3日(土)14:00-17:00
神をタイプ別に分類してみます。世界の神話の神々と比べつつ、日本の神々を考えると、どんな特徴が見えてくるでしょうか。神々を祀る神社についても、どんなタイプの神なのかという視点からのアプローチを試みます。
神と神社の関係に注目して神社に出かけてみましょう。神社をお参りするときのポイントを押さえておくと、これまでとは違った楽しみ方ができます。
12月16日(土)14:00-17:00
今、わたしたちが見て、知っている神々の姿は、古いのでしょうか、新しいのでしょうか。古代の人たちは、どのような神を見て、感じていたのでしょう?神の歴史を紐解きながら、現在の姿を考えます。
1月20日(土)14:00-17:00
神道の歴史を展示している博物館を訪問し、実際にモノを見て、神道、神の姿を学んでいきます。
2月17日(土)14:00-17:00
神話が伝える神々の姿は、文学やアートにもさまざまに影響を与えてきました。私たちと神話、神々の関わりを、そうした作品から読み解いていくこともできるでしょう。ギリシャ悲劇、日本神話、芥川龍之介、心理学をキーワードに神話の読み解き方を考えます。