田口佳史さんに問う中国古典【易経】
宇宙の理法を知り、変化の兆しを掴む
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『易経』には、森羅万象あらゆるものごとの道理・哲理、「宇宙の
英語で「Book of Changes(変化の書)」と訳されているように、『易経』からは時間、空間、存在、立場、人間関係などあらゆるものの変化の兆しを読みとることができます。兆しとは変化が目に見えるあるいは実感する以前の、変わろうとする合図のようなもので、宇宙の理法に則っており、注意深く見つめることで掴むことができるのです。
いにしえの聖人達が、天・地・人を深く洞察して導きだした理法を通して、宇宙の根源の仕組みを理解してみましょう。
『易経』とは
『易経』は、四書五経の中でも最も古い時代に成立したと言われています。古代から、国の大事を決定する際の占筮(うらない)の書として、いかにして人生の禍を避けるかという箴言集として、宇宙の根源の仕組みを明らかにする哲学として、多様な読み方をされてきました。
変易・不易・易簡
「易」という字には、「変易(へんえき)・不易(ふえき)・易簡(いかん)」の三つの意味が込められています。すべてのものは変わります(変易)。しかしその変わり方には一定の法則があり、決して変わることはありません(不易)。ものごとを素直に受け入れ、理解しようとすれば、法則はとても易しいものです。(易簡)
おすすめする方
- 中国古典の思想・考え方をビジネスや人生に役立てたい方
- 生きる上での哲学や価値観の重要性を認識し、醸成したい方
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講座内容
10月1日(月)18:30-21:30
第1回易の精神と仕組みを知る
『易経』の説く時間論、空間論、人間の役割等々、易の宇宙観・人間観を理解します。そして『易経』の構成や読み方の基本、表現方法の仕組みを学びます。
10月15日(月)18:30-21:30
第2回「天と地」 その自律的二者関係
『易経』は「天と地」を宇宙の根源を構成する重要な要素と考えており、それは、トップとNo2、上司と部下、夫と妻といった二者関係に擬えることができます。それぞれが自律しながらも、相互に補完しあう「天と地」の役割と関係を認識します。
10月29日(月)18:30-21:30
第3回人生を丸ごとつかみ取り、理解する
人生には必ずいくつかの分岐点があり、進むか止まるか、登るか下るかなどの選択を迫られることがあります。人生は選択の連続ともいえます。人生の力動と連続性を把握することで、よりよい生き方を考えます。
11月12日(月)18:30-21:30
第4回順風満帆の時をどう生きるか
人生は、順境と逆境の繰り返しです。どうやって追風をつまかえて乗り、見えない危険を察して避ければよいのか、順風満帆の時の過ごし方を学びます。
11月26日(月)18:30-21:30
第5回苦境・逆境にどう向かうか
誰にでも逆境の時があり、苦境に陥ることがあります。逆風に耐え抜き、新たな芽を育てるためにはどうすればよいのか。そもそも逆境とは私達に何を与えようとするものなのか。高くて広い視野から見据えてみます。
12月10日(月)18:30-21:30
第6回革新・改革の意義と成功の鍵
社会や組織には、大変革を必要とする時があります。そのためには変革の意義と本質をよく理解しておくことが重要です。何をどのようにすれば革新・改革は成功するのか、その流れと要因を解きほぐします。
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