定員に達したため募集を終了いたしました。
僕たちはなぜ「声」というものを授かったのでしょう？それにはきっと意味があるはずです。ドイツやオランダには幼少期に「声の学習」があり、そこでは「話す」ための声ではなく、「表現し」「伝え」「動かす」ための声を学びます。
人は言語情報だけでは生きてはいけません。言語だけでは伝えられないものの中に「声の秘密」が隠されています。
何のために僕らは声を授かったのか？声の持つ力、奥深さを学び、自分の声に自由に、そして自分を自由に。6回のSessionを通してその秘密を体験しましょう。
アメリカ・ボストンでの発声研究をもとに、日本人の持っている、美しく、深みのある音に合わせてオリジナルメソッドとしてまとめた発声法です。動きやすい服装に着替えていただきストレッチを行いますが、声が響きやすい身体にするためのもので、激しいトレーニングではありません。
1960年生まれ。幼少期より声楽家である父楠瀬一途からヴォイストレーニング・発声学を学ぶ。1981年より数々のプロシンガーを指導し、1986年CBSソニー（現Sony Records）より「宝島」でデビュー。大ヒット曲「ほっとけないよ」「しあわせまだかい」をはじめ19枚のオリジナルアルバム、24枚のシングルを発表し、楽曲提供したアーティストは沢田研二、SMAP、工藤静香など多岐にわたる。2000年、Breavo-paraの前身となるヴォイストレーニングアカデミーAcademy of INTERNAL CUBeを設立。アーティストとしての活動の他、現在も東京・表参道のレッスンスタジオで「表現」の素晴らしさ、楽しさ、気持ちよさを伝え続けている。聴く人を優しくあたたかく包み込むヴォーカルは"天使の歌声"と評される。
agoraメンバーシップは講座参加費の割引と講演会の受講券がセットになったお得な制度です。詳しい内容はこちらをご覧ください。
身体を緩めるストレッチを毎回行いますので、動きやすい服装でご参加下さい（更衣室あり）。
ワークの内容は進行状況に応じて適宜調整されます。
5月20日（月）18:30-21:30
「本当の自分の声」って聴いたことがありますか？そもそも「声」って何なのでしょう？声への入り口を知ることは、自分を知ることへの入り口にもなります。そもそもを学ぶことほど深く楽しいものはありません。
「声」とは何か。1回目では濁りのない入り口を伝えます。
6月3日（月）18:30-21:30
いい声ってどんな声のこと？
誰にも「あの人、いい声だなぁ」と思った時があると思います。では、そのいい声って何がいいと感じているのでしょう？声は生理的反応を一瞬にして起こさせます。それは何？
2回目はその秘密に入っていきます。
6月24日（月）18:30-21:30
誰もが音を出せる自分になれる。
この世に存在する楽器のすべての原型は人間のカラダから考えられています。音は楽器が存在してこそ表せるものです。
「楽器となる自分」とはどんな状態なのか、そこから生まれるものは何か。3回目はカラダを通して自分を冒険、探索をします。
7月1日（月）18:30-21:30
目の前にいる人間を安心させる。
声で相手を攻撃することは誰でもできます。それは声の役割でしょうか？僕は違うと思います。声で、子どもたちを仲間を社会を安心な状態へ導くこと。そうして、はじめて会話・議論・コミュニケーションが成り立つと僕は信じています。
4回目は人を安心させる声の出し方を学びます。
7月22日（月）18:30-21:30
声で言葉の先にあるものを共有する。
声で絵を見せ、体温を感じてもらい、そしてストーリーを伝える。言葉の先にあるものをイメージさせる声はどのように発声させるのか。同じように相手の描くビジョン、想い、そしてその人の本質を聴き、引き出すには。
5回目は多くの人たちとビジョンを共有し整える声の出し方を学びます。
7月29日（月）18:30-21:30
空間を自分の色に染める。
社会のすべての場に空間があります。その空間を自分のものにできたとしたら。その力、喜び、尊さを感じ合う。最終回は、自己表現を通して、自分の声と空間意識を学び感じ合います。
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